ロボアドバイザー

ロボアドバイザー3社比較実験、2018年4月実績【WealthNavi・THEO・MSV LIFE】

この記事は2018年5月に、当時のサービス『MSV LIFE』について書かれたものです。

現在、同サービスは『ON COMPASS』に名称変更され、この記事の記載内容も現行と異なる場合がありますのでご了承ください。

2018年1月より運用を開始しているロボアドバイザー三社比較の運用実験。

第四回、4月の運用実績についてまとめていきたい。

先月は三社揃って似たような成績だったが、果たして今月は・・・!?

先月の記事
ロボアドバイザー3社比較実験、2018年3月実績【WealthNavi・THEO・MSV LIFE】

この記事は2018年4月に、当時のサービス『MSV LIFE』について書かれたものです。 現在、同サービスは『ON COMPASS』に名称変更され、この記事の記載内容も現行と異なる場合がありますのでご ...

ロボアドバイザーとは?

ロボアドバイザーとは、投資対象の決定・買付・利益の再投資・リバランスまでを一貫して行ってくれるサービス。

※リバランス:投資対象の相場変動によるポートフォリオ比率の変化を修正すること。

資産額や年齢、投資経験、投資スタンスなどによってリスク許容度が設定され、国内外株式・債権・不動産(REIT)・コモディティ(商品)・通貨等々に分散投資を行ってくれる。

年1%前後という比較的な手数料で、少額から幅広い投資対象に分散投資を行えるのが魅力。

僕の診断に基づくポートフォリオなどは以下の記事を参考に。

最強ロボアドバイザーはどれだ!?3口座同時稼働!【WealthNavi・THEO・MSV LIFE】

この記事は2018年2月に、当時のサービス『MSV LIFE』について書かれたものです。 現在、同サービスは『ON COMPASS』に名称変更され、この記事の記載内容も現行と異なる場合がありますのでご ...

 

WealthNavi

WealthNavi

預かり資産400憶円超、預かり資産・ユーザー数国内No.1のロボアドバイザー

1/1,000単位の端株取引によって、少額でもバランスの取れたポートフォリオを組むことができるのが特徴。

2018年2月より最低投資金額が10万円に引き下げられ、より気軽に運用を始められるようになった。(それ以前はキャンペーンでの適用だったが、常設化。)

 

 

WealthNaviのポートフォリオは?

相変わらずほぼ変動がなく、銘柄の入れ替えやリバランスも恐らくは起きていない。

 

WealthNaviの運用実績!(円建)

前月比+2,470円!

・・・というのは実は罠があって、ドル建てでの成績は若干(1.65ドル)のマイナスである。つまり為替によるプラス

 

まあ先月までは為替によるマイナスが大きかったので、おあいこか。

 

THEO

THEO

利用後の満足度90.2%というロボアドバイザー。

1万円という少額から運用を始められるのが特徴で、WealthNaviに比べ分散対象が多い印象。

ここまで見ていると、銘柄の入れ替え頻度もまあまあ高いように思える。

 

THEOのポートフォリオは?

先月程ではないが、今月も入れ替えが起きている。

HYG(米ドル建ハイイールド社債) → EWJ(日本株)とIGF(インフラ関連株)

EWJは元々保有していたので増額される形。

やはりWealthNaviと比べると入れ替え頻度が高いように思える。

 

THEOの運用実績!(円建)

前月比+2,838円・・・これもまた、ほぼ為替によるもの。

ほんとに誤差レベルなのだが、再びWealthNaviを逆転した。その差193円。

 

マネックス証券 MSV LIFE

MSV LIFE

WealthNavi、THEOと比べると知名度は少し下がるが、マネックス証券が提供するロボアドバイザー。

実際に運用を行うのはマネックス・セゾン・バンガード投資顧問株式会社で、上記二社と比べるとコストが約3/4程と安いことが特徴。

また、3社中最小額の1,000円から運用可能

なお、マネックス証券はマネックスアドバイザーというサービスも提供しているが、こちらはアドバイスに基いて自分で売買を行うアドバイザー型と言われるタイプである。この運用の趣旨とは異なるのでこちらは除外。

MSV LIFEのポートフォリオは?

またしても上位10銘柄の構成比が若干変わって日本株比率が高まっている。

しかし銘柄の顔ぶれ自体は変わらず、順位で言えば2~5位の中で若干の変動があった程度。

 

MSV LIFEの運用実績!(円建)

10万円の元本を回復!

・・・というのは、実はMSV LIFEは1月に運用をしていないので上記二社に比べて円高時期に仕込めたという影響があるのだろう。

つまり、総じて為替の影響が割に大きい。

 

まとめ

やはり極短期での目立った差はなく、その由来は稼働開始のタイミングと為替レートに起因するもの。

現在はMSV LIFEが上にいるが、為替が逆の動きをしていたら順位も逆転していた訳で、この成績の差が即ちロボアドとしての優劣・・・とは言えなさそうだ。

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