先日開始した、インヴァスト証券 トライオートでの豪ドル円(AUD/JPY)運用。
以下の記事で豪ドル円・インヴァスト証券のトライオートを選択した理由について触れたが、この記事ではその具体的な設定内容を書いていきたい。
僕がトライオートで豪ドル円(AUD/JPY)両建てリピートを運用開始した理由
設定内容
通貨ペア:豪ドル円
注文間隔:100pips
利食い幅:100pips
買い注文レンジ:45円~100円(99円での買いが上限)
売り注文レンジ:55円~110円(56円での売りが下限)
損切り:なし
つまり、豪ドル円・両建て・レンジずらし、100pips間隔という内容。※レンジずらしについては以下を参照。
さて上記注文だが、トライオートで言うとちょっと表現が異なる。以下にトライオートにおける設定と、記事末尾に画像でも掲載しているのでご参考に。
※フォロー・カウンターなど独特の概念があるので、以下の記事も参考にして頂きたい。
インヴァスト証券『トライオート』。その特徴とリピート設定方法。
トライオート風に言い換えると・・・
【買い注文】
通貨ペア:AUD/JPY
売買方針:買い
想定レンジ幅:4,500pips
注文本数:45 ※1
取引額:任意
初回注文価格:55.000 ※2
フォロー値:なし
カウンター値:-100pips ※3
カウンター固定:有 ※4
利確幅:100pips
損切り幅:指定なし
セーフティ設定:なし
※1 4500pips/45 = 注文間隔
※2 注文下限。55.000から上方向(買いの場合)に4,500pips。
※3 次の注文を利食いから-100pipsの位置に指定する設定。
※4 スリッページや窓で注文がズレても、次の注文は元と同じ位置(.000)に固定する為の設定。
【売り注文】
通貨ペア:AUD/JPY
売買方針:売り
想定レンジ幅:4,500pips
注文本数:45
取引額:任意
初回注文価格:110.000 ※1
フォロー値:なし
カウンター値:100pips ※2
カウンター固定:有
利確幅:100pips
損切り幅:指定なし
セーフティ設定:なし
※1 売り注文の場合は、注文上限。
※2 売りの場合はプラスマイナス逆転し、+100pipsとなる。
取引数量、資金
さて肝心の取引数量と運用資金だが、今回の想定レンジで最大の含み損を耐えるには1,000通貨あたり約120万円の資金が必要になってくる。
とはいえ、これはあくまでスタート→55円→110円と想定されるレンジを往復した場合の話。何も当初から全額の資金を用意する必要はない。
リピート系注文の運用資金、いくらで始められる?最初から全力でなくても大丈夫。
上記記事でも触れているように、向こう1年くらいの目安資金は70万円程度。(これでも余裕がありそう?)
今回、取り急ぎ100万円ちょっとの資金があったので取引数量は2,000通貨とした。順次増資しながら、ある程度増えた時点で取引数量も増やしていきたい。
一先ずの目標は1,200万円・1万通貨運用でのコストダウン!(取引数量1万通貨単位から手数料が4.0pips→2.0pipsになる。)
ちなみに発注後の設定変更も簡単
僕のように発注数量を後で変更する予定があるなら、イチイチ発注をし直さなくてもトライオートのホーム画面から設定の変更ができる。
画像は買い:55円の注文の変更ボタンを押下した状態。(画像右側にある黄色は56円の注文の変更ボタン)
発注分の資金拘束に注意
今回、僕は初っ端から買い55円~100円、売り65円~110円の全レンジの注文を発注している。
これは注意が必要な点で、トライオートの場合注文を発注した時点で資金が拘束されるので、発注時点で162,000円/1,000通貨の証拠金が拘束されている。
そこを失念するとロスカットの計算なども狂うので要注意。
対策としては、買い注文であれば55円~65円、65円~90円、90円~100円などに分割し、最初は真ん中だけ稼働するという方法も一つ。売りも同様。
(トライオートのレンジ追尾における『パーツ』と似た考えである。)
注文設定参考画像
買い注文
売り注文
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