ループイフダン、トライオート、トラリピ・・・
一言にリピート系注文と言っても各社色々なサービスを提供しているが、結局どのサービスが優れているのか。
各のサービスを比較する為の観点と、それぞれのスペック比較・おすすめのFX会社についてまとめていきたい。
- 手厚いガイドと手数料無料、総合力No.1:トラリピ!
- 取引コストの安さ、手軽に設定:ループイフダン!
- 思い通りのカスタマイズ性なら:トライオート!
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おさらい:リピート系注文とは?
いわゆる『トラリピ系』とも言われる注文方法。
例えばドル円で100円に新規買い指値、101円に決済売り指値を入れておく。
相場が上下し、100円から101円に上昇すればこの注文は利益が出るのだが、そこで終わらずに決済されると次の新規注文が自動で発注されるのがリピート系注文の特徴。
つまり、相場が100円⇔101円を往復し続ければ、手動で発注することなく永久に利益が出続けるという仕組み。
とはいえ、現実的には相場は上下するので、ある程度の範囲にこれらの注文を張り巡らせるのが一般的な運用方法である。
繰り返されるからリピート注文。罠のように張り巡らせるからトラップトレード。合わせてトラップリピート、略してトラリピというのが名前の由来。
トラリピは商標なので、他社の注文と総称して、リピート系注文と呼んでいる。
上記は買い注文の例だが、売り注文で出したり、両建てしたり。応用として注文間隔や利食いの間隔、決済後の次の注文のレートを変えたりすることも。
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リピート系注文の選び方
FX口座の選び方は、スキャルピングならスプレッドや約定力、スワップ運用ならスワップポイントなど、運用方法によってそれぞれ重視すべきスペックががる。
では、リピート系注文においては何を基準に選べば良いのか?
大きく『取引コスト』と『自分が望む注文ができるか』の二点に尽きるだろう。
以下、この点に注目して各社のリピート系注文を比較していきたい。
取引コスト
リピート系注文は一度設定すればその後はFX会社のサーバー上で発注・管理される為、FX会社側からしたら通常の注文よりもコストの掛かるサービスである。
※ここで紹介する会社ではないが、一部ユーザーPC上で稼働するクライアント型も存在する。
その為、通常の注文に比べ手数料やスプレッドが高い傾向がある。
注文・利食い間隔が狭い、小刻みな注文ほどスプレッドの重要性が高く、過去にざっくり計算した結果による影響度は以下の通り。
- 30pips間隔:手数料1pipsにつき4~5%程度
- 100pips間隔:手数料1pipsにつき1~2%程度
これは利食いの回数を測定したものなので、100pips間隔の注文で年間10%の利益が出ている場合、手数料が1pips上がると利益が9.8-9.9%程度になるという意味。
50pips以下の間隔であれば多少意識すべきだが、広めの間隔であれば重要度はあまり高くない。
なお通貨ペアにもよるが、過去の検証から目安として80pips以上の広めの間隔が効率的であることが分かっている。
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間隔の広いリピート系注文が効率的に稼げる仕組み。
今日はリピート系注文の基礎的な知識というか、考え方。兼、アタマの体操。 10pips間隔の注文と100pips間隔の注文だったら、10pipsの方が小さな値動きでも拾えるから利益が大きいんじゃないの? ...
自分が望む注文ができるか
リピート系注文の仕様は各社様々で、細かい違いが非常に多い為に画一的な評価をすることは中々難しい。
例えば扱い通貨ペア数が多ければポイントが高いかと言うと、マイナー通貨ペアが豊富でもメリットは薄い。
結局は自分が行いたい運用ができるかというのが基準になり、敢えて挙げると以下のポイントを総合的に見ていくことになるだろう。
・扱い通貨ペア:必要な通貨があるか
・注文するレンジを指定できるか
・注文間隔、利食い間隔、損切りなどのカスタマイズ性
・注文の柔軟性:発注後に修正しやすいか
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何が基準?リピート系注文におけるFX会社選び、5つのポイント!
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リピート系注文各社比較
ざっとまとめるとこのような感じ。
一見するとトライオートの赤字(優位)が目立つが、各項目の重要度を考慮すると一概には語れない。
以下、それぞれの項目について見ていこう。
取扱い通貨ペア
以前はループイフダンが4ペア(その後5ペア)と非常に少なかったのだが、2018年3月、11月に追加されて14ペアに。
リピート系注文は基本的にメジャー通貨ペアとの親和性が高いので、あまり通貨ペアが多い必要はない。
よって、通貨ペア面ではどのリピートでも大きな問題はない。
注文の柔軟性
注文の柔軟性という観点では、トラリピ・トライオートのカスタマイズ性がほぼ互角。
具体的に何が出来る何が出来ないは各個別の記事を参照頂くとして、簡単にまとめると以下の通り。
ループイフダン:予め用意された注文間隔から選ぶだけで成行スタート。自由度が低いようにも思えるが、良く言えばシンプルで簡単設定。
トライオート:最もきめ細やかな注文が出来るが、ちょっと設定は複雑。思い通りの注文を作りたいこだわり派向き。
トラリピ:柔軟性も高く、インターフェースも非常に使いやすいので『細かい設定ができるのに簡単』。
柔軟性という意味ではトライオート・トラリピに軍配が挙がるが、ループイフダンも通貨ペア・値幅が追加され、かなり多彩な設定が選べるようになった。
取引コスト(スプレッド・手数料)【トラリピ手数料無料化追記】
トラリピの手数料が無料化し、コスト面での差は大幅に縮まった。
しかし依然としてコスト面ではループイフダンが勝っており、総合的には概ね以下のような順である。
(安)ループイフダン < トラリピ < トライオート(高)
一方で、トライオートは1万通貨以上、10万通貨以上、50万通貨以上の単位になるとそれぞれ手数料が安くなっていく。
通貨ペアにもよるが1万通貨以上で互角、10万通貨以上になると圧倒的に安いという感じ。
とはいえ1万通貨単位でもかなりの資金量が必要になる(目安として1000万円程度~)ので、現実的にはトライオートはコスト面では一歩遅れる。
以前はコスト重視ならループイフダン、という感じだったが、差が縮まったことでその優位性は揺らいだ。
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独自機能
ループイフダンは極めてシンプルな注文なので、これといった独自機能はなし。
トライオートは、利食い後の注文(カウンター)を同じレートではなく上に注文をすることで、少ない注文本数で上昇トレンドを追いかけるといった芸当も可能。相場観が求められるので少し難しい使い方だが。
トラリピは決済をトレールすることが可能。トレール幅は20pips(ZAR/JPYは10pips)固定と自由度は低いが、上手くハマれば大きく利益を伸ばせる。
おすすめリピート系注文まとめ
1. 総合力No.1はトラリピ!
手数料の無料化によって、総合的な機能はトラリピが圧倒的になったと言える。
何と言ってもその魅力は初心者でも簡単に設定できる使いやすさと
リピート系元祖ならではの圧倒的信頼感も大きなポイント。
トレール決済は中々魅力的で、場合によってはコストの差を逆転し得る力がある。
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2.コスト重視ならループイフダン!
とにかくコストを抑え、気軽にリピート系注文を始めるならループイフダンがおすすめ。
通貨ペア・値幅が追加されたことで選択肢も広がり、以前のデメリットが大幅に緩和された。
コストも積み重なれば意外と馬鹿にできないので、利益を追求するならループイフダンで。
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アイネット証券『ループイフダン』の特徴とおすすめポイント。コスト最安!【リピート系注文徹底比較】
3.カスタマイズ重視・大口ならトライオート!
自分の思い通りの設定でとにかくカスタマイズしたいなら、トライオートがおすすめ。
手数料も良心的で、裁量注文もハイスペックと総合的なバランスの取れたFX会社である。
1万通貨以上の大口になれば手数料面でも互角になり、最強スペックとなる。
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