このブログでは、長期(数年~)放置を前提にしたリピート系注文については、両建てが効率的であるということを申し上げている。
とはいえ、これは2017年現在、為替が極端に傾いていないことも一因。
相場が片方に寄った時や、両建て開始直後は片道リピートをプラスすることも一つの策ということを先日触れたが、今日はその関連。
スポット運用をプラス!両建てリピートの証拠金を最大限活用する術。
今は割と中央付近
上記は豪ドル円(AUD/JPY)の場合だが、過去20年間の55円-110円の幅で言ったら、今は中央付近で推移している。(中央は82.5円)
だからこそ、どちらに振れる可能性も考えられる。
これが60円とかだったら、いずれ80円台あたりまで回復するだろうという観測から買い一本に絞った方が資金効率が高いだろう。
例えば今が65円だったら
100pips間隔の買いリピート注文をする場合、65円 → 55円に下落したら必要な資金は1,000通貨あたり79,200円。
じゃあ65円の時にスタートするなら8万円あればいいかというとそうではない。
65円から70円に上昇、その後55円に下落したら156,300円。75円からなら252,600円、80円からなら382,200円必要だ。
言い換えると、40万円の資金で買いリピートをするならば80円に達した時点で運用を中止すべきである。
資金効率1.62倍!?
豪ドル円100pips間隔両建て(買い:55~100円、売り:65~110円)の必要資金は1,000通貨あたり1,237,400円。
55円~80円の100pips間隔買いリピートの必要資金が1,000通貨あたり382,200円なので、30.89%。
仮にリピート回数が半分だとして、1.62倍の運用効率だ。スワップポイントを加味するともう少し高まる。(ただし、80円を超えたら停止。あくまで期間限定。)
ゴール設定が肝
1.62倍、非常に魅力的だ。
しかし、利益に目がくらんで稼働を続け、85円、90円と上昇してしまうと必要資金が増加し、資金管理が一気に狂い出す。
そこでリーマン級のショックなんて起きようものなら目も当てられない。戻るはず、戻るはず・・・がズルズル大損なんて安易に予想できる話だ。
75円まで下落したら買いリピート稼働、80円で停止、75円で稼働・・・などとルールを定め、管理していくことが重要なのだ。
まとめ
今回は豪ドルの買いで話をしたが、円安局面でユーロ円売りリピートを仕掛ける場合なんかも考え方は一緒だ。
資金・想定レンジと相談しながら、何円になったら稼働するか(スタート)、何円になったら停止するか(ゴール)をしっかり定め、厳格に運用していくことが大切だ。
むしろ両建てへのスポット追加に限らず、片道リピート全般に言える考え方だろう。
この辺を組み合わせながら、より効率を高めた運用をしていきたい。
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