リピート系注文各社の機能・特徴の比較。
第五弾は外為オンライン『iサイクル注文』(サイクル注文)。
概論・チェックポイントについては以下の記事をご参照。
何が基準?リピート系注文における証券会社選び、5つのポイント!
取扱通貨ペア
iサイクル注文(サイクル注文)はあくまでも外為オンラインの注文方法の一つなので、取扱い通貨ペアは外為オンラインのそれに準拠する。
その数実に24ペア。
リピート系の中では最多の部類ではなかろうか。多ければ良いってモンでもないけどあって困ることもない。
米ドル/円(USD/JPY)
ユーロ/円(EUR/JPY)
ポンド/円(GBP/JPY)
豪ドル/円(AUD/JPY)
NZドル/円(NZD/JPY)
カナダドル/円(CAD/JPY)
スイスフラン/円(CHF/JPY)
豪ドル/スイスフラン(AUD/CHF)
豪ドル[/NZドル(AUD/NZD)
豪ドル/米ドル(AUD/USD)
ユーロ/豪ドル(EUR/AUD)
ユーロ/カナダドル(EUR/CAD)
ユーロ/スイスフラン(EUR/CHF)
ユーロ/ポンド(EUR/GBP)
ユーロ/NZドル(EUR/NZD)
ユーロ/ドル(EUR/USD)
ポンド/豪ドル(GBP/AUD)
豪ドル/スイスフラン(GBP/CHF)
ポンド/NZドル(GBP/NZD)
ポンド/米ドル(GBP/USD)
NZドル/米ドル(NZD/USD)
米ドル/カナダドル(USD/CAD)
米ドル/スイスフラン(USD/CHF)
南アランド/円(ZAR/JPY)
注文コスト
iサイクル注文(サイクル注文)のコストはスプレッド+手数料。
手数料は一律20円/1,000通貨。つまりスプレッドにして2pips相当。
スプレッド
こちらが外為オンラインのスプレッド一覧。率直に申し上げて、安くはない。
手数料を上乗せした実質取引コスト
先述の2.0pips相当の手数料を上乗せして計算すると、実質の取引コストは上記の通り。
リピート系注文としてはまあ一般的な水準だろうか。
当ブログでの取り扱い
さてこのサイクル注文。
通貨ペア・売買別・想定レンジ・対象資産を選択すると自動で計算・発注してくれる非常に楽なツール・・・なのだが。
上記項目によって発注間隔や発注本数が自動で算出されてしまう為、思い通りの注文を入れることが出来ない。感覚的にはループイフダンに近いものがある。
アイネット証券『ループイフダン』の特徴。シンプルだけど癖がある?
その上、ループイフダンと違って同一通貨同一売買を一本しか発注出来ない為、途中での変更・増資にも大きな制限がある。
この点はレンジや値幅、損失をしっかり管理して思い通りのリピートを目指す当ブログの方向性とは合致しない為、ここまでの紹介に留めたい。
存在自体を否定するつもりはなく、気軽にリピートを始めるには一つの方法だとは思うのだが。