僕がスワップポイントやシストレ24フルオートなど、放置系トレードを行う理由は極めてシンプルで、『技術的、心理的、時間的』拘束を受けないという点に尽きる。
自分には絶望的に裁量トレードのセンスが無いと思っているので、そんな僕でも利益を出すために辿り着いた方法だ。
そしてもう一つの武器が、マネースクエアのトラリピに代表されるリピート系注文。その魅力についてお伝えしたい。
(この記事は『もう、社畜しない-時間にも感情にも縛られない!コツコツ自動のトラリピの魅力。』のリライトを一部兼ねて書いている。)
そもそもリピート系注文とは?
いわゆる『トラリピ系』などと呼ばれる注文方法。このブログでは『リピート系(注文)』と呼称することにする。
元祖にして特許取得のトラリピをはじめ、ループ・イフダン、連続自動発注、サイクル注文・・・などなど、各社類似サービスを展開しており、それぞれに特徴があるのだが、根本的な構造は同じ。
任意の一定値幅ごとに売買を繰り返す・・・例えば、ドル円1円間隔で買い注文を張り、そのポジションが1円上がったら売る。これを網の目のように張り巡らせ、相場が上下する度に利益が発生する仕組みだ。
赤い線(1円間隔の買い注文)にタッチしたら買い(赤丸)、上がったら売る(青丸)。
この注文を繰り返し(リピート)、相場が上下することで自動的に差益が入ってくる、というものだ。1万通貨・1円単位で上下する度に、1万円の利益が生じる。
(マネースクエア公式の解説動画などを見て頂いた方が早いかもしれない。)
裁量トレードが一本釣りならば、リピート系注文は固定網を幾つも張り巡らせるようなイメージだ。相場が大きく動けば保有ポジション数も増えてしまう為、1本あたりの数量は小さめになる。
※余談だが、上で折り返して113円を2回目通る際、及び下で折り返して107円を2回目通る際に新規が建たないのは、『同価格の未決済ポジションがある』から。(画像左から4番目の赤丸と5番目の赤丸の間、及び10番目の赤丸と4番目の青丸の間)
「半自動」と呼ばれる理由
シストレ24フルオートのようにストラテジーが全てを判断する訳ではなく、通貨ペア、想定レンジ、注文の幅、利確の幅などは自分の意思によって設定する。
そこで人間の裁量的要素が絡み、あとは自動。その為『半自動』と呼ばれる。(こともある。)
改めてその魅力
技術的な拘束がない
相場の状況を見て判断する必要はなく、最初に設定したらあとは基本的に放置なので、設定さえ同じならばプロだろうが小学生だろうが同じ結果が出る。
自分で設定を考えるのも一つだが、情報を開示している人は沢山いるので、それを真似るも一つ。僕も順次設定案について書いていきたい。(もちろん最終的に情報の優劣を判断することはなるのだが。)
時間的な拘束がない
上記の通り、一度注文をしてしまえば後は自分が行うことはない。想定するレンジに留まる限り、出た利益の確認と出金くらいか。
そのため、四六時中PCに張り付いている必要はない。サラリーマンでも、主婦でも、株で張り付いてるから為替は見られない人でも、有利不利なくできる。
また、僕にとってトレードは手段であって目的ではないので、それに時間を取られてやりたいことがやれない、では本末転倒なのだ。
心理的な拘束(影響)がない
実際の取引は自動なので、自分がボタンを押すのは最初だけ。そのため、急変に動揺して狼狽売りしたり、操作ミスをしたりするリスクがない。
裁量トレードにおいてはメンタルも大いに関わってくると思っているので、この点は無視できない。
『リピート系ならでは』の魅力
さて、上記三点については個人的に非常に重視している要素ではあるのだが、リピート系注文に限った話ではなくスワップ運用でも、シストレ24フルオートでも、三要素とも満たしている。
ではリピート系ならではの魅力とは何だろうか。
明朗会計
例えばシストレ24フルオートにおいては、ストラテジーによっては意味が分からない取引(理解できない取引)をすることもしばしばある。
それで利益が出れば別にいいが、損失が出た時にはそれなりの理不尽さを覚えるものだ。
対して、リピート系注文は自分が指定した形でのシンプルな動き。何故そうなったか納得が出来ることは重要な要素だと思っている。
工夫の余地あり
シンプルな注文のようで、両建てにしたり、相関のある通貨ペアでヘッジしたり、戦略的に狭いレンジで貼ったり、意外に工夫する余地は多い。
戦略を練るのが好きな人には向いているのではないだろうか。もちろん、結果的にはシンプルな貼り方が正義だったりもする。
損失は計画されている
リピート系注文をする上ではレンジ帯を想定して、その中での上下を見込む。
よって、そのレンジの中にいる限りは含み損も予定されたものであり、リピートによる実現損益のみに注目して考えることが出来る。
要するに今週はいくら損した、とか悩む必要がないということ。レンジを超えなければね。
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